無言電話:出ても誰も話さないとき

受話器を取って「もしもし」と言っても、返ってくるのは沈黙だけ。かすかな雑音のあと、ぷつりと切れる。しかも決まった時間帯に何度もかかってくる。そんな無言電話は偶然でも回線の故障でもありません。多くの場合、その沈黙には理由があります。

沈黙はどこから来るのか

無言電話の多くは、テレアポ業者の自動発信システム(プレディクティブ・ダイヤラー)が原因です。オペレーターを待たせないよう一度に複数の番号へ発信し、あなたが出た瞬間に空いている担当者がいないと、そのまま無言で切れてしまいます。悪意はなくても、受け手にとっては不気味な迷惑電話です。

もう一つは、番号が実際に使われているかを確かめる自動システムです。あなたが応答すると「この番号は生きている」と記録され、名簿として別の業者に売られ、さらに多くの勧誘や詐欺の電話を招きます。沈黙は、誰かが出たことを確認するための手段なのです。

正しい対処のしかた

出るときは「もしもし」だけにとどめ、自分から名前や住所を名乗らないようにしましょう。録音の質問に「はい」と答えるのも避けてください。音声を録られて悪用される手口があります。数秒待って沈黙が続くなら、迷わず切って構いません。

表示された番号にかけ直すのは禁物です。発信者番号が偽装されていたり、高額な通話料がかかる番号だったりします。かけ直す代わりに、日時と表示番号をメモしておくと、後で相談・通報するときに役立ちます。

相談と着信フィルタ

しつこい無言電話や迷惑電話は、消費者ホットライン「188(いやや!)」で消費生活センターに相談できます。犯罪の疑いがあるときは警察相談専用電話「#9110」へ。多くのスマートフォンには「非通知拒否」の設定もあり、名前を名乗らない相手を自動で留守番電話に回せます。

業者は番号を次々に変えるため、常に最新のフィルタが最も静かな守りになります。Allociaoは登録不要の無料アプリで、迷惑と判定された番号を自動で遮断し、怪しいSMSも警告します。連絡先に登録した番号は常に着信するので、大事な電話を逃す心配はありません。

FAQ

出た瞬間に無言なのはなぜですか?

多くは自動発信システムがあなたの番号にかけたものの、対応できる担当者がいなかったためです。番号が使われているかを確かめる自動チェックのこともあります。

無言電話に出るのは危険ですか?

出るだけなら問題ありませんが、余計なことを話さず、録音の質問に「はい」と答えないでください。表示番号へのかけ直しも避けましょう。

しつこい無言電話はどこに相談しますか?

消費者ホットライン188に相談できます。犯罪の不安があれば警察相談専用電話#9110、緊急時は110番へ連絡してください。

Sources

試してみる準備はできていますか?

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